依頼事例:「借金苦で家出した父」

借金苦で家出した父を探したい

依頼者情報

性別:男性
年齢:37歳
職業:不動産業
依頼目的:失踪した父を見つけてあげたい。

調査対象情報

続柄:父
年齢:63歳
性格:真面目、温厚
体格:小柄、脚が悪い
失踪の動機:借金を抱えて家族の前から失踪

依頼内容

失踪した父を探して欲しいです。

父は20年前に借金を抱えてしまい、家族を置いていなくなってしまいました。謹厳実直な性格で、私は小さい頃から必死に働く父の姿を見て育ってきました。真面目すぎるが故にお金にも縁がなく、決して裕福な家庭ではありませんでしたが、お酒やギャンブルもやらなかったので貯金はそこそこありました。

当時私は高校生で、卒業したら留学をしたいと考えていました。父はそんな私の希望を叶えようと思ったのでしょう、仕事で知り合った人から持ちかけられた投資話に乗っかり、これまで貯めてきた貯金のほとんどを使ってしまったのです。
結果お金を持ち逃げされただけでなく、名目上の共同責任者にもさせられていたので、被害者たちへの賠償責任まで負わされてしまったのです。
絶望した父は誰にも何も告げずに家を出て行きました。そこから残された私たち家族も非常に苦労しました。母はこれまで以上に働きづめになり、私は留学どころか大学に行くこともできなくなってしまったのです。

しばらく父をひどく恨みました。しかし就職先でお世話になった上司に身の上話をすると、「お父さんは真面目で家族を大切に思っていたからこそ責任の重さに耐えられなくなったんだ。再会しないときっと後悔するぞ」と言われました。
確かに元はといえば私が無茶をさせたのです。父を許してあげないとあまりにかわいそうだと思い、本気で探すことにしました。

調査結果

今回の調査対象は失踪してから20年以上経っているということで、困難が予想される依頼となりました。しかし手がかりとなる情報が思いのほか多く、調べていくうちに発見の可能性が高まりました。おそらくお父様への複雑な気持ちから探したい気持ちを無意識に抑え込んでいたのかもしれません。

我々は調査対象の知人・友人、仕事先の関係者などに入念な聞き込みをしました。さらに、お父様が騙された投資詐欺事件の当時の捜査関係者だった人物にも接触することができ、詳しい話を聞くことができました。

空白の時間を少しづつ埋めていくように足取りを追っていき、調査対象が九州の大分県に暮らしていることがわかりました。依頼者さまと暮らしていた実家が岩手県にあったので、ほぼ日本列島を横断したことになります。それほどまでに強い悔恨の念に苛まれていたということなのでしょう。
後日、お父様との再会を果たした依頼者さまから連絡をいただきました。長年の別離と後悔から解放され、家族として新たにやり直すことができてよかったと喜んでおりました。

調査料金

プラン家出・失踪人調査プランC:800,000円
諸経費54,000円
合計845,000円






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