家出・失踪人の探し方は？家出した家族の探し方をご紹介

家出人(失踪人)探しとは

家出人（失踪人）を探す方法は大きくを分けて3つあります。
本記事ではそれらをひとつご紹介していきますが、どの探し方にも共通した、非常に大切な法則があります。

それは、捜索を開始するまでの時間と発見率は比例する、ということです。

家出人(失踪人)探しは時間が経つごとに困難になっていきます。
以下は警察庁が公表している行方不明者に関する統計資料になります。失踪してからの時間と発見率の相関関係がはっきりと見て取れます。

発見された行方不明者の約半数以上が行方不明届が出された当日に見つかっています。

出典:警察庁ウェブサイト(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/yukue.html)

なぜ早期捜索が高い発見率につながるか、理由はいくつか考えられます。

• 遠くに移動できるほどの時間がまだない
• 家出人(失踪人)の心に迷いがある
• 誰かが探しに来てくれることを期待している

家出は衝動的な感情や突発的な出来事が引き金となって起こることが多く、「どこに行くか」「これからどうすればいいのか」といった具体的な考えが無い場合が多いのです。
そうした段階であれば、まだ家の近くに留まっていたり、家族や知人の呼びかけで戻って来やすくなります。

しかし、時間が経過してしまうと引っ込みがつかなくなったり、自暴自棄になってしまいがちです。最近では、インターネットを使ってそういった人を誘い出す手口も横行しています。家出で帰るところのない人は、なにかに利用されたり歪んだ欲求の対象となって危害を加えられることがあります。

ですから、できるだけ早く家出人(失踪人)探しを始める、ということを念頭に置いてすぐに行動を開始しましょう。

家出人(失踪人)の探し方

家出人(失踪人)を探す方法は大きく分けて3つあります。

同じ家出人(失踪人)探しといっても、それぞれ探し方の特徴やメリット・デメリットがあります。
しかし、捜索の手がかりはとなるものは共通しているので、まずは手がかりとなる情報の整理をしておきましょう。

以上の他にも家出人（失踪人）に関しての手がかりがあれば集めておいてください。些細な情報が家出人の発見に役立つことがあります。

それでは上述した3つの捜索方法についてご紹介していきます。

自力で探す

自力での捜索は、以下のポイントに当てはまる方におすすめです。

捜索対象が以前にも家出したことがり、何事もなく戻ってきたという経験がある場合、今回も待っていれば帰ってくると考えがちです。
実際にその可能性が高いのであれば、あまり大騒ぎせずに帰りを静かに待つという方法も良いでしょう。

心当たりのある行き先を覗いてみたり、知人や友人に呼びかけを行う、あるいは直接本人の携帯やスマホに連絡を入れて呼びかけを試みるのも有効です。

ですが、自力での探し方ではどうしても家出人（失踪人）が自主的に戻ってくるのを待つ形になり、消極的な探し方と言わざるを得ません。

過去の家出が何事もなく解決したとしても、今回の家出も同じ結果になるとは限りません。特に本人を家出へと駆り立てた原因に注意してください。人間関係や仕事でのトラブルをきっかけとする失踪は危険な行動へと走らせることがあります。
難しいのは疾病を原因とする家出です。心理的なストレスは外見からではわかりづらく、本人さえも自覚しないうちに精神を蝕んでいくので、緊急性を無視されがちです。

家出の原因がはっきりとわからない、という場合こそ危機感を強く持って、積極的な捜索へと切り替えることをおすすめします。

警察に行方不明届を出す

警察に行方不明届を出すことで、全国の公的機関に行方不明者の情報が共有されます。
誰かに発見・保護された場合はご家族に連絡を入れてもらうことができます。

以下のポイントに当てはまる方は警察に相談してみると良いでしょう

特に家出人(失踪人)が未成年の場合は迷わず警察に行方不明届を出すようにしてください。警察の人員、捜査能力を駆使して全力で探してくれます。

逆に言えば、家出人(失踪人)が成人の場合は、事件性や緊急性が高いといった、命の危険があると判断されない限りは意欲的に探してはくれません。

前述の資料にもある通り、日本では年間8〜9万人ほどの行方不明者がいます。ただの勘違いであったり、自力で帰ってくる短期的な家出も多く、行方不明者全員を熱心に探す余裕がないのです。

ですから警察に本気で探して欲しい場合は、どれだけ緊急性が高いかを証明しなければならないのですが、精神疾患が本人の自己申告によるもので正式な診断書がなかったりと、なかなか第三者に理解してもらうことは難しいと言えます。
ですが警察のデータベースに登録してもらうだけでも、万が一発見された場合の手続きのスピードが大幅に変わりますので、とりあえず行方不明届を出すだけでもおすすめします。

家族や親族以外で探したい人がいる場合は、以下で紹介する探偵への依頼を検討してみてはどうでしょう。

探偵に依頼する

家出人(失踪人)探しの第三の選択肢が、探偵への捜索依頼です。

探偵への依頼がおすすめなのは以下に該当する人です。

探偵は自力で探す場合よりも専門的で大規模な捜索ができ、事件性の有無に関係なく調査員がきちんと動いて短期集中型の家出人(失踪人)探しができます。

人探しにおいて民間の警察と呼べる探偵は、家出人(失踪人)の残した物品などから意外な行き先をつきとめることも可能です。また、聞き込みや張り込みといった人員と根気を必要とする人探しもできます。
優秀な探偵事務所は、一般の人ではアクセスできないような独自の情報網を持っており、捜索対象がすでに遠くに行ってしまっている場合であっても、その足取りを追跡することが可能です。

家出人(失踪人)が心配でいても立ってもいられないが、自分で探しに行く時間がなかったり、ちゃんと探してもらっているという安心感が欲しいという方は探偵への依頼をおすすめします。

探偵は依頼人から依頼料を貰って捜索をするので、当然のことですがきちんと探す義務があります。それが家出人(失踪人)の帰りを待つ家族の不安を軽くする理由のひとつです。

依頼料だけを取って実際には探さない悪質な探偵事務所も存在します。騙されてお金だけを取られてしまわないように、依頼する前に無料相談所などできちんと話をしてからにしましょう。

おすすめの探し方

自力で探す、警察に行方不明届を出す、探偵に依頼する、の3つの探し方をご紹介しました。

自分の場合はどの方法を取ればいいかわからない、と迷われている方もいると思われます。
そこで確実に家出人(失踪人)を見つけるおすすめの探し方をご案内します。ずばり3つの探し方を上手に組み合わせることです。
それぞれの探し方に長所と短所があり、どの方法が発見の決め手になったのかは後になってからでしかわかりません。できるだけ発見の可能性を高めたいのならすべての手段を活用するのが良いでしょう。
しかし、やみくもに捜索しても無駄に終わったり、逆効果になったりすることもありえます。今回は代表的な3つのパターンをご紹介しますので、自分が当てはまると思う順番で探してみてください。

以上の3パターンはあくまで一例です。
他にもさまざまな事情を抱えて家出人(失踪人)の行方を案じている方がいるでしょう。何をすればいいのかわからないという時は、無料相談所に電話をかけてみて、アドバイスをもらいましょう。

ご相談は無料です。ぜひお悩みをお話ください。0120-905-19324時間受付

メールお問い合わせ >> お気軽にお問い合わせください。

家出人(失踪人)の種類と行き先

家出人(失踪人)の行方を探す上で大切なのは、その家出がどういった種類のものなのかを把握することです。

家出をするに至った原因や動機、または日頃の言動を通じて本人の行きそうな場所が見えてくることがあります。
当社では年間100件以上の家出人(失踪人)探しをしており、その経験とデータから、家出の種類と行き先をご紹介します。自分が探している人と近いパターンがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

家出の原因

家庭関係

家族との不仲や虐待など家庭を原因とした家出

疾病関係

精神疾患や認知症といった病気を原因とした家出

事業・職業関係

会社でのトラブルや失業を原因とした家出

恋愛関係

恋人との破局や浮気・かけ落ちなどを原因とした家出

学校関係

いじめや成績の低下・受験の失敗などを原因とした家出

犯罪関係

誘拐や事故などの犯罪を原因とした失踪

性格関係

遊び癖や放浪癖を原因とした家出・失踪

家出や失踪には、発生する前の兆候がある場合が多いものですが、なんの心当たりもないのに突然いなくなってしまったときは事故や事件に巻き込まれてしまった可能性がありますので、まずは警察や探偵などの専門家に相談をしてみることをおすすめします。
また、家出人(失踪人)が残していった物品を確認したり、本人と交流のある知人や友人に尋ねるのもいいでしょう。

家出のパターン

家出には大きく分けて3つのパターンがあります。

家出の行き先

当社ではこれまで数多くの家出人(失踪人)探しの依頼を受けてきました。中でも行き先として多かった場所をご紹介します。どこか心当たりのある場所がないか考えながらご覧ください。

知人・友人の家

家出人(失踪人)が親しい友人や知人の家に身を寄せている場合です。
誰かと一緒にいれば衝動的な行動は抑えられるので、差し迫った危険はあまりないと思われます。もしも友人や知人の家にいることがわかったら、無理に連れ戻そうとはせずに、お互いに落ち着くまで様子を見るのもいいでしょう。

ネットカフェ(漫画喫茶)

ネットカフェ(漫画喫茶)はホテルよりも安く滞在するができて、食事やシャワーもあるので、それなりに快適に宿泊することができます。住所を持たずにネットカフェ(漫画喫茶)に住み続けているという人もいるので、さしあたり利用している家出人も多いのです。

ホテル

ネットカフェ(漫画喫茶)よりも高額ですが、自宅と同様に快適に過ごせる点で、こちらを選ぶ家出人(失踪人)が多く見られます。ホテルの部屋にこもってひたすらテレビを眺めている、という場面を何度も見てきました。
それなりにお金を持って家出した場合によく利用されるところですが、やはり期間が長くなると滞在費が支払えなくなりますので、追い詰められたときの行動が心配です。できるだけ早く見つけてあげた方がいいでしょう。

恋人や浮気相手の家

恋人や浮気相手との駆け落ちを目的とした家出の場合、まずは相手の家でしばらく過ごしながら、遠くに行く準備をしていることがあります。一度かけ落ちを許してしまうと一気に手がかりが減ってしまいますので、恋人や浮気相手の家にいるときに見つけるのが確実でしょう。

実家

家出だと思っていたものが、実はただ実家に帰っていただけということもあります。家を出ていったからといって慌てたりせず、落ち着いて相手の実家に確認してみましょう。何事もなく帰ってくるかもしれません。

家出人(失踪人)探しの費用

できるだけ早く、確実に家出人(失踪人)探しをしたいから探偵に依頼をしたい、という方に向けて家出人(失踪人)探しの費用についてお話します。

費用については探偵事務所によって差があり、一律に決まっているわけではありません。こちらで紹介するのはあくまで当社の費用の一例になります。それを参考に他社との比較もしつつ、どれくらいが適正料金であるかお考えください。

ポイントとしては、高すぎても安すぎてもいけない、ということです。不当に高い費用を請求する探偵事務所が信用できないのはもちろんのこと、安すぎる場合にもお金だけを取って何もしないという事務所が存在します。むしろそういうところの方が高いところよりも多いことを注意してください。

プラン	調査状況	費用
通常プラン	情報量：少 難易度：高 調査人数：4〜6人	700,000〜900,000円ほど
	情報量：普通 難易度：普通 調査人数：2〜3人	300,000〜500,000円ほど
	情報量多：多 難易度：低 調査人数：1人	110,000〜180,000円ほど
成功報酬型プラン	情報量：普通 難易度：普通 調査人数：2〜3人	着手金：150,000円 成功報酬：180,000円 ※見つからなかった場合は着手金のみ

くりかえしますが、以上はあくまで参考値です。依頼人さまの置かれている状況や希望する調査方法によって変動しますので、まずは無料の相談所をご利用ください。

まとめ

家出人(失踪人)に関するデータや探し方についてご紹介しました。最後に本記事の内容をおさらいしていきましょう。

大切な人が突然姿を消してしまったときは、ひとりで悩んだり抱え込んだりせずに、家族や友人に話したり、専門家である警察や探偵に相談してみてください。

Shun総合探偵事務所の家出人(失踪人)調査

もしも家出人(失踪人)を探すために探偵事務所に依頼をしたい、あるいはどうしたらいいのかわからないのでとりあえず話を聞いてほしい、という方がいれば、ぜひShun総合探偵事務所にご相談ください。相談は無料で24時間受け付けております。

当社では依頼者さまに「探してよかった」と心から納得していただくことを大切にしています。ですから無理に探すことを勧めず、探す場合は多方面への配慮を忘れないようにしています。ご希望であれば見つけた後のアフターフォローまで含めてお手伝いさせていただきます。