騒音被害に関する相談窓口
自宅は日々の疲れを癒す空間であり、平和と静穏が約束された場所である必要があります。
しかし、「音」というのは外部から否応なく飛び込んでくるものなので、防ぐにも限度があります。
選挙カーや救急車のような致し方ないケースはありますが、中には近隣住民による意図的に引き起こされた「騒音問題」が確かに存在しています。
深刻な場合は心身に悪影響を及ぼし、日常生活にも支障をきたしてしまう可能性があるため、一刻も早く解決しなければならない許されざる行為なのです。
目次
身近な公害である「騒音」
騒音は法律に定められている「典型7公害」のひとつに数えられてるため、れっきとした公害と呼ぶことができます。
ただし、聞こえる音に対して騒音だと感じるかは受け取る人によってさまざまですし、赤ちゃんの泣き声や学校の運動会の音を騒音と判断するかなど倫理的な感覚の違いもあるため、一概に「この音は騒音」と言えないのが現状です。
しかし、2002年に発生した騒音おばさんで有名な「奈良騒音生涯問題」などは明確な悪意を持った騒音被害であり、無視すれば相手の行為がさらにエスカレートする可能性もあります。
こういった問題に対して我慢する必要はなく、一刻も早く対策を講じる必要があります。
多発する騒音被害
日本全国で多くの人が騒音被害に悩まされています。
総務省が発表したデータによると、令和3年の1年間で18,755 件も騒音被害にお悩みの方からの相談がありました。
さらに、統計が始まった昭和53年から現在に至るまで毎年15,000件~20,000件もの相談件数があることから、時代に関わることなく常に騒音に悩まされている人がいることは明確となっています。
騒音問題は時が解決するものではなく、解決のために行動を起こさなければならないのです。
騒音に対する「受忍限度」とは
騒音を取り締まるためには法律では取り締まることができないため、裁判にて争いを起こす必要があります。
そのとき争点となるのが「受忍限度」です。
受忍限度とは「社会生活を営む上で、我慢するべき限度」のことで、騒音となっている音に耐えられるのかどうかを判断するボーダーラインとして、この受忍限度が指標となるのです。
逆に言ってしまうと騒音が受忍限度内だと判断されてしまった場合、どれだけ自身では騒音だと思っていたとしても騒音として訴えを起こすことができなくなってしまいます。
受忍限度を超える騒音について
それでは受忍限度外と言われる騒音とはどんな音なのでしょうか?
これに関しては明確な基準はなく、騒音による被害の性質、程度、加害行為の公益性の有無、態様、回避の可能性などから判断されることになります。
しかしお住まいの自治区にはそれぞれ騒音条例が定められており、これが一定の基準として働く場合があります。
例えば東京都では「午後11時から翌午前6時までの間、飲食店、喫茶店等ではカラオケ装置等を使用してはならない」という条例があるため、当てはまる騒音被害があれば訴えを起こすことが可能となります。
こういった条例は住んでいる都道府県や地域によって異なるため、お住まいの騒音条例について調べてみるとよいでしょう。
騒音被害により引き起こされる精神への影響
騒音は、日常生活で我々が経験する音の不快な要因として知られています。
当社に実際に寄せられた相談も踏まえ、騒音被害により引き起こされる精神への影響を詳しく説明しましょう。
精神的ストレス
騒音は身体的および精神的なストレスの要因となります。長期間にわたる騒音暴露はストレスホルモンの放出を増加させ、それが精神的健康に悪影響を与える可能性があります。
不安感
騒音は不安感を引き起こすことがあり、特に静かな環境での作業やリラックスが必要な場面で不安を増幅させることがあります。
睡眠障害
騒音は良い睡眠の妨げになります。睡眠中に騒音があると、深い眠りに入りにくくなり、睡眠の質が低下することがあります。これは精神的健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。
集中力の低下
騒音は作業や学習において集中力の低下を招く可能性があります。これは仕事や学業の成績に影響を及ぼすことがあり、それによって精神的な負担が増えることがあります。
感情の影響
騒音にさらされると、イライラや怒りなどの感情的な反応が増加することがあり、これが精神的な不調を引き起こす可能性があります。
騒音を止めるための対処法について
ここまで見ると騒音とはデリケートな問題であり、解決するのはとても難しいように見えますが実はそのようなことはありません。
騒音被害の判断が難しいのは、「騒音を出しているのは誰なのか」「騒音に相当する音なのか」「本当にその人が音を出しているのか」など、確認をすることが難しい点が多々あるからです。
ようは騒音被害の確固たる証拠さえあれば、管理会社や役所に申し立て、苦情を出すことができるようになるのです。
騒音被害が深刻な場合には弁護士を立てて争えるようにもなるため、裁判を活用した解決も視野に入ります。
騒音被害は、正確な証拠さえあれば簡単に止めることが可能なのです。
24時間相談OK! 騒音被害でお困りの方へ
騒音を止めるための証拠の確保に“探偵”の調査はとても有効に働きます。
探偵は騒音を出している人物の特定、さらにその人物が確実に騒音を出している証拠を確保します。
また当社では音を計測するデシベル測定器にて、騒音の測定も同時に実施します。基準値・規制値を超えているかどうかを正しく調査し、専門機関への斡旋を行わせていただきます。
今まさに騒音による被害を受けている方は、ご自身で抱え込んでしまう前に必ずご連絡ください。
相談・依頼の流れ
無料相談を利用する
電話・メール・LINEお問い合わせなどでお悩みについてお話ください。専門のカウンセラーがお受けいたします。
お会いしてのご相談
ご面談が可能である場合は、直接お会いしてのご相談となります。より詳しい聞き取りや、調査に関する詳しい説明をさせていただきます。
ご契約
ご提案させていただいたプランの中から必要と思われる調査をお選びいただき、費用のお見積りをさせていただきます。
本調査と経過報告
当社では大規模かつ短期集中型の情報収集が可能です。結果を心待ちにする依頼者さまの不安を軽減するため、経過報告もしっかりといたします。
調査結果のご報告
調査完了後、結果について詳しい状況説明を行います。詳細な調査報告書はもちろんのこと、写真や動画といった物的資料も依頼者さまにお渡しします。
実際にあった騒音被害の調査事例
ここでは当社で実際に相談を受け、解決まで導いた騒音被害の調査事例についてご紹介いたします。
今現在騒音被害でお困りの方はぜひご参照ください。
年齢:40代
所在地:大阪府
性別:女性
依頼内容
ここ1ヶ月隣の部屋から真夜中にドンという大きな音が響いてきており目が覚めてしまいます。
最初のうちは掃除でもしているのかと思ったのですが、それがほぼ毎日のように続くと安眠することができず、不眠状態に陥ってしまっています。
警察や管理会社にも相談したのですが、注意はしたというだけで事態はまったく解決していません。
このままだとおかしくなってしまいそうなのでなんとかしてもらいたいです。
このように、騒音被害でお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。
悩みは心の内に秘めておくのではなく、相談するだけでも一歩前に進むことができます。
どのような些細な問題でも結構ですので、ぜひ私たちまでお悩みをお聞かせください。
その他の騒音被害事例
- いたずらで窓を叩かれている
- 隣の家の人が夜遅くまで騒いでいる
- 意図的に自宅のそばで工事されている
- 近所の公園の騒音がうるさくて眠れない
- 近くにあるスナック店が深夜まで営業していてその音が漏れてきている
SHUN総合探偵事務所は日本全国対応です
騒音による被害は場所を選ばず日本全国で発生しており、今現在も騒音によって悩まされている方がいらっしゃいます。
そういった方に一分一秒でも早く安寧を取り戻していただくためにも、当社では日本全国すべての方からのご相談を受け付けております。
地方在住だからといって費用が高くなることは一切ございません。まずはお気軽にご相談ください。