家で監視されている気がする…盗聴器をスマホで発見?真偽を確かめる5つの方法

「ふとした瞬間に視線を感じる」「誰もいないはずの部屋で物音がした」「家の中での会話を、なぜか他人が知っている」

自宅という、本来もっとも心が安らぐはずのプライベート空間で「監視されている気がする」という不安に襲われることほど、恐ろしいことはありません。
「考えすぎだ」と自分に言い聞かせても、一度芽生えた疑念はなかなか消えず、精神的にも追い詰められてしまいます。

しかし、現代においてその不安は決して「妄想」だけで片付けられるものではありません。小型カメラや盗聴器の技術が進歩し、誰でも安価に手に入れられるようになった今、盗聴・盗撮は身近なリスクとなっています。

この記事では、漠然とした恐怖を「事実」と「対策」に変えるために、スマホや身近な道具を使って今すぐできる5つの具体的な調査方法を徹底解説します。
また、自力での発見が難しい場合の「プロへの依頼基準」についても紹介します。まずはこの記事を読みながら、一つひとつチェックして安心を取り戻しましょう。

なぜ「監視されている」と感じるのか?3つの可能性

対策を講じる前に、敵の正体を推測する必要があります。あなたが感じている違和感は、大きく分けて以下の3つのパターンのいずれか、または複合的な要因によるものです。

1. 物理的な監視(盗聴器・隠しカメラ)

元交際相手、ストーカー、あるいは空き巣狙いの犯人などが、部屋の中に物理的なデバイスを設置しているケースです。

  • 特徴:電源周りに見慣れないアダプタがある、ぬいぐるみの位置が変わっている、引越し直後から違和感がある。

2. デジタル的な監視(スマホ・PCのハッキング)

部屋の中に機器を仕掛けなくても、あなたの持っているスマートフォンやPC、スマート家電(見守りカメラ等)を乗っ取り、遠隔で監視するケースです。

  • 特徴:スマホの電池の減りが異常に早い、勝手にアプリが起動する、SNSの非公開情報が漏れている。

3. 心理的な要因(過敏性・ストレス)

過度なストレス、睡眠不足、あるいは「誰かに狙われている」という強い思い込みにより、脳が防衛本能として過剰に周囲を警戒している状態です。

  • 特徴:物理的な証拠が一切出ない、家以外の場所でも視線を感じる、聴覚が過敏になっている。

【実践編】スマホと身近なもので盗聴器・カメラを発見する5つの方法

ここからは、専門業者を呼ぶ前に自分でできる「一次調査」の方法を解説します。特別な機材を買わなくても、スマホの機能やアプリを応用することで発見できる可能性があります。

1. スマホのカメラで「赤外線」を可視化する

夜間の撮影に対応した隠しカメラの多くは、人間の目には見えない「赤外線(IR)」を照射して暗視撮影を行っています。肉眼では見えませんが、スマホのカメラを通すことで、これを見つけることができます。

【具体的な手順】

  1. 部屋を完全な暗闇にする:夜に行うか、遮光カーテンを閉めて電気を全て消します。
  2. スマホのカメラを起動する:ここで重要なポイントがあります。
    ※iPhone(アウトカメラ)などは高性能な赤外線カットフィルターが入っており、光が映らないことがあります。そのため、インカメラ(自撮り用)を使うか、少し古いAndroid端末などを使うと発見率が上がります。事前にテレビのリモコンをカメラに向けてボタンを押し、発光部が光るかテストしてください。
  3. 部屋中をスキャンする:スマホの画面越しに部屋を見渡します。
  4. 光る点を探す:暗闇の中で、白や薄紫色にポツンと光る点があれば、そこに赤外線ライト(=カメラのレンズ)がある可能性が高いです。

2. Wi-Fiネットワーク一覧から「不審なデバイス」を見つける

最近の盗聴・盗撮器は、SDカードに保存するタイプよりも、Wi-Fiを経由してリアルタイムで映像や音声を飛ばすタイプが増えています。

【具体的な手順】

  1. Wi-Fi設定画面を開く:スマホの「設定」>「Wi-Fi」を開きます。
  2. 見覚えのないSSIDを探す:自宅のルーターや近隣の家の電波に混じって、意味不明な文字列の電波が飛んでいないか確認します。
    怪しい例:Cam-XXXX IP-Camera 720p-DVR など、カメラを連想させる名前や、ランダムな英数字の羅列。
  3. ネットワークスキャンアプリを使う:「Fing」などの無料ネットワークスキャナーアプリを入れ、自宅のWi-Fiに接続されている端末一覧を表示させます。
    「自分はスマホとPCしか持っていないのに、接続台数が5台ある」といった場合、勝手に接続されている「何か」があります。

3. FMラジオを使った「ハウリング」調査

昔ながらのアナログ式盗聴器は、FMラジオやUHF帯の周波数を使っていることが大半です。これを逆手にとり、ハウリング(マイクとスピーカーが近づいた時に起きるキーンという音)を利用して場所を特定します。

【具体的な手順】

  1. FMラジオを用意する:ネットラジオ(radiko等)では意味がありません。受信機能のあるラジオ、コンポ、ラジカセなどを用意します。
  2. 部屋で音を出す:テレビのニュースや音楽を流し続けます(音源として利用)。
  3. 周波数をスキャンする:ラジオの周波数を低いところから高いところまでゆっくり回していきます。
  4. 異音を確認する:もしラジオから「今、部屋で流しているテレビの音」が聞こえてきたり、「キーン」「ボッボッボッ」というノイズが入ったりした場合、近くに盗聴器が仕掛けられている可能性が濃厚です。
    音が大きくなる方向に近づいていくと、盗聴器の場所を特定できます。

4. 録音機能で「不在時の音」を確認する

一部の盗聴器やボイスレコーダーは、人の声に反応して録音を開始する「VOX機能」がついていたり、定期的に電子音を発したりするものがあります。

【具体的な手順】

  1. 外出時に録音セット:スマホのボイスメモやICレコーダーを録音状態にし、テーブルの上に置いて外出します(数時間)。
  2. 帰宅後に確認:録音データを再生します。
    誰もいないはずの部屋で「カチッ」というスイッチ音や、電子音、あるいは誰かが侵入した足音が録音されていなければ、少なくとも「音」に関する物理的な侵入の可能性は下がります。

5. 【最重要】目視による「違和感」の徹底チェック

ハイテクな機器を使う前に、人間の目視によるチェックが最も効果的です。犯人は「電源が確保できる場所」か「目線が通る場所」にしか機器を設置できません。

【重点チェックリスト】

  • コンセント周り:これが最も多いです。見覚えのない「三又タップ(電源タップ)」や、USB充電器のようなものが刺さっていませんか?偽装型盗聴器の定番です。
  • 火災報知器・換気扇:天井付近の隙間からレンズが覗いていないか、懐中電灯で照らして確認してください。
  • プレゼントされた物:元恋人や知人からもらったぬいぐるみ、時計、ペン立て、モバイルバッテリー。これらに小さな穴(レンズ穴)や、不自然な継ぎ目がないか確認してください。

自分で見つけられない…でも不安。そんな時は「探偵」が解決の近道

ここまで紹介した方法で何も見つからなければ、ひとまず安心です。しかし、中には「どうしても不安が消えない」「壁の中から音がする気がする」「スマホアプリでは反応しなかったが、気配を感じる」という方もいるでしょう。

実は、市販の発見器やスマホアプリでは、「電源を切っている状態の盗聴器」や「最新のデジタル波を使う機器」は見つけられないことが多いのです。

そんな時は、思い切って「盗聴器発見のプロ(探偵・専門業者)」に依頼することを検討してください。

プロに依頼する3つのメリット

  1. 確実な発見能力:
    業者は数百万円する専用の広帯域受信機を使用するため、スマホでは検知できない微弱な電波も逃しません。
  2. 「ない」ことの証明:
    もし盗聴器がなかったとしても、「プロが徹底的に調べて何もなかった」という事実は、あなたの心に絶対的な安心感をもたらします。これが最大のメリットと言えるでしょう。
  3. 法的アドバイスとアフターフォロー:
    もし発見された場合、取り外し作業や警察への届け出、その後のストーカー対策までサポートしてくれます。

一人で抱え込まず、まずは無料相談を

「業者に頼むのは大げさかな…」と迷っている間も、不安な日々は続いてしまいます。
最近の専門業者は、「見積もり無料」「匿名相談OK」初めての方でも利用しやすい環境が整っています。

あなたの部屋は本当に安全ですか?
確実な「安心」を手に入れるために、まずは相談してみましょう。

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物理的な証拠が見つからない場合のメンタルケア

プロに調査を依頼しても「シロ(何もなし)」であり、それでも「見られている感覚」が消えない場合は、心身のSOSサインかもしれません。

人間は、疲労やストレスが極限に達すると、脳が過剰に反応し「視線検出の過敏化」を引き起こすことがあります。
その場合は、防犯対策ではなく「休息」が必要です。実家やホテルなど、物理的に環境を変えて数日過ごしてみてください。それで気持ちが楽になるならば、原因は「家」ではなく「疲れ」にあります。


まとめ:あなたの安心を取り戻すために

「監視されている気がする」という感覚は、防衛本能からの重要なサインです。
まずは今回紹介した「スマホでのチェック」「コンセント周りの目視」を試してください。

それでも解決しない、あるいは恐怖で夜も眠れないという場合は、迷わず専門家の力を借りてください。
「盗聴器はなかった」というプロのお墨付きをもらうことこそが、今のあなたにとって一番の解決策になるかもしれません。


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